前回の記事では、現在のわたしの立ち位置について、副業も絡めて簡単にご紹介させていただきました。
今回は、そこに至る以前、どんな状況だったのか。
少し過去の話をしていこうと思います。
実業の楽しさに、最初に触れた大学時代
今振り返ると、
わたしが「実業っておもしろい」と感じた原体験は、大学生のころにありました。
当時、わたしは大阪のとあるホストクラブで、
アルバイト感覚で働いていました。
それなりに稼げてしまったこともあり、
学業は完全にそっちのけ。
生活の軸は、いつの間にか夜の世界に移っていました。
単位18。甘かった見通し
気づけば三回生の冬。
取得できていた単位は、18単位。
正直、焦りました。
ただ、わたしの通っていた大学は、
「ゼミさえ取っていれば上に上がれる」
そんなシステムだったこともあり、
「最後に一気に詰めて頑張ればいっか」
どこかで、そう高を括っていたのも事実です。
結果、その考えは完全に甘かった。
親に正直に状況を話し、
ホストを辞め、留年することになりました。
(費用は実費です)
真面目に通い始めた大学と、惰性の気持ち
ホストを辞めてからは、
一応、真面目に大学へ通うようになりました。
半期は全出席。
単位もフルで取得。
すると、
「意外といけるな」
そんな余裕が生まれてきます。
そこで始めたのが、
ホスト以外では初めての、いわゆる“学生っぽいアルバイト”。
居酒屋で、週3ほど働き始めました。
当時のわたしの心境は、
とにかく惰性で大学を卒業する。
それだけでした。
暇な居酒屋で感じた物足りなさ
その居酒屋の店長は、わたしと同い年。
趣味や話も合い、人間関係的にはとても働きやすい環境でした。
ただ、致命的な問題がありました。
とにかく、暇。
売上も伸びず、
正直、おもしろみを感じられない店だったのです。
「売上を上げてほしい」という一言
店長の上司にあたる本部の部長さんにも、
よく可愛がってもらっていました。
飲みに連れていってもらう機会も多く、
ある日、こんな言葉をかけられます。
「売上があまり良くないからな。
頑張ってくれたら、時給も上げられるんやけど。」
今思えば、
社交辞令も含まれていたと思います。
ただ当時のわたしは、
それを真に受けました。
店長と一緒に、
本気で策を練ることにします。
売上を上げるためにやったこと
結果から言うと、
3か月で売上は約2倍になりました。
では、何をしたのか。
積極的な集客
当時はグルメサイト頼りで、
SNSもなく、かなり受動的なお店が多い時代でした。
そこで始めたのが、呼び込みです。
店先で愛想よく、
お店の魅力をきちんと伝える。
それだけで、
想像以上にお客さんが入ってくることが分かりました。
呼び込みに特化したアルバイトを数人雇い、
集客部隊を作ったことが、
そのまま売上増加につながっていきました。
リピーターさんの確保
それまでの接客は、
- オーダーを取る
- 提供する
- 会計をする
ただそれだけ。
もちろん最低限の礼儀はありましたが、
「また来たい理由」があるかと言われると、
正直、弱かったと思います。
そこで、ホスト時代の経験を活かし、
とにかくお客さんに喜んでもらうことを意識しました。
意識したのは、
- 笑顔
- 会話
- 気遣い
- 感謝の気持ち
これだけです。
学生で、アルバイト初心者のわたしにできるのは、
正直それが精いっぱいでした。
ただ、心からそれを実践していると、
わたしを目当てに来てくれるお客さんが、明らかに増えていきました。
この経験が残したもの
このとき初めて、
- 接客の楽しさ
- 自分の考えと行動が
- そのまま売上という数字に返ってくる感覚
を体感しました。
結果、
給料はその会社の社員さんの給料を、
軽く超えることになります。
特別なスキルがあったわけでも、
才能があったわけでもありません。
ただ、
考えて動いた結果が、数字で返ってきた。
この感覚が、
後々まで残る「仕事観」のベースになったのだと思います。
今回はここまで。
次回は、この続きをお話ししていきます。

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